キネマ・ジャングル

国・年代・ジャンルを問わず、心に響いた作品について呟いてみる映画ブログです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ホークス監督の魅せ方が光る傑作!『リオ・ブラボー』

こんにちは、キーノです。 今回は、西部劇のマスターピース『リオ・ブラボー』! 巨匠ハワード・ホークス監督、1959年の言わずと知れた西部劇の名作ですね。 4人vs悪党一味! この面白さ、まさにブラボーです。 Credit:Amazon.co.jp あらすじ メキシコ国境の…

運命のリンク『君の名は』×『君の名は。』

こんにちは、キーノです。 今回は、日本メロドラマの名作『君の名は』。 1953〜54年にかけて公開された、大庭秀雄監督の三部作映画です。 1952年開始の同名ラジオドラマが元になっていますが、このラジオ版、あまりの人気に「放送日の木曜は銭湯から女性が消…

サイレント神話の哀しき復活『サンセット大通り』

こんにちは、キーノです。 今回は、名作中の名作『サンセット大通り』! ビリー・ワイルダー監督、1950年のアメリカ映画です。 本作のクライマックス!この恐怖と感動と哀しみを同時に覚える稀有なラストに心が飽和状態を迎えました。 Credit:ja.wikipedia …

創作魂が胸を打つ!『「もののけ姫」はこうして生まれた。』

こんにちは、キーノです。 今回は、ドキュメンタリー作品『「もののけ姫」はこうして生まれた。』 Credit:Amazon.co.jp 『もののけ姫』の制作〜公開まで、2年間に渡ってみっちり記録した密着お宝映像です。 3枚組+特典映像で計4時間を越えておりますが、あま…

行き着くところに悲劇あり。日本の大名作『西鶴一代女』

こんにちは、キーノです。 今回は、日本が生んだ永遠の名作『西鶴一代女』。 巨匠・溝口健二監督、主演・田中絹代さん、1952年の作品です。 高貴な女性が、行く先々で悲劇に見舞われ落ちぶれていき、最後には娼婦になるという悲しいお話。 鑑賞前は悲劇と聞…

地上最強のハッピー婚活ムービー!『ウェディング・ベルを鳴らせ!』

こんにちは、キーノです。 今回は、キング・オブ・婚活ムービー『ウェディング・ベルを鳴らせ!』。 2007年のボスニア・ヘルツェゴビナ映画で、監督はあのエミール・クストリッツァ‼︎ 僕の最も好きな監督の1人です! Credit:movies.yahoo 田舎っぺ少年による…

教育とは総合格闘技だったのか!実話の名作『奇跡の人』

こんにちは、キーノです。 今回は、実話をベースにした名作『奇跡の人』。 アーサー・ペン監督、1962年の伝記映画で、ヘレン・ケラーとその教師アン・サリヴァンの物語ですね。 僕は本作を観て「教育って総合格闘技なんだな」と強く実感しました。 Credit:yo…

過去を想う「まなざし」に涙する傑作『二十四の瞳』

こんにちは、キーノです。 今回は、日本映画の傑作『二十四の瞳』(にじゅうしのひとみ)! 巨匠・木下惠介監督、主演・高峰秀子さん、1954年の作品です。 印象的なシーンが数多くありますが、とあるシーンでボロ泣きしてしまいました。 あらすじ 新米の女教師…

映画は現実を飲み込む⁈『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』

こんにちは、キーノです。 今回の作品は、『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』! 良いタイトルですね〜、ジャケットデザインもホントに素敵です。 Credit:ja.wikipedia 監督は『グレムリン』『インナースペース』『エクスプロラーズ』などを手がけたジ…

映画はすべて「のぞき」だ!ヒッチコックの『裏窓』が傑作すぎる理由

こんにちは、キーノです。 今回の作品は、言わずと知れたサスペンスの傑作『裏窓』! 1954年のアメリカ映画で、監督はサスペンスの神様アルフレッド・ヒッチコックですね。 Credit:youtube 『サイコ』『レベッカ』『北北西に進路を取れ』など傑作を山のよう…

はじめましてのオールタイム・ベスト10!

キネマ・ジャングル探検、はじめます! はじめまして、こんにちは!「キーノ」と申します。 感の良い方はお気づきかもしれませんが、「映画」を意味する言葉「Kino」から名前をいただきました。 映画が好きで好きで、平日に必ず1本、休日には1日4、5本鑑賞し…