キネマ・ジャングル

国・年代・ジャンルを問わず、心に響いた作品について呟いてみる映画ブログです。

ジャッキー映画に継承された傑作喜劇6選

こんにちは、キーノです。

 

今回はジャッキー・チェン映画に継承された傑作喜劇6選!

 

ジャッキーは小さな頃から大好きで、人生で初めて憧れた映画人でもあります。

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Credit:youtube

その後、映画を少し観るようになってから、ジャッキーが偉大なコメディアン3人の魂を受け継ぐ者であることを聞き知りました。

 

三大喜劇人、ズバリ

チャールズ・チャップリン(1889-1997)

バスター・キートン(1895-1966)

ハロルド・ロイド(1893-1971)

です。

 

今回は、ジャッキーが自作の中で、彼らにオマージュを捧げた喜劇映画を選びました。

(有名なものもありますし、僕の独断と偏見も入っています)

 

それでは、よろしくお願いします!

 

 

 

まずは『プロジェクトA』にて、オマージュされた3作品から。

 

1.『モダン・タイムス』

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Credit:youtube

チャールズ・チャップリン監督・主演、1936年・アメリカ・87分

映画史上、屈指の存在であるチャップリンの名作です。

 

上は、工場で働くチャップリンが、ベルトコンベアに吸い込まれて、ネジのくねくね道を流れていくところ。

 

これは、時計台の屋根裏でのバトルシーンに受け継がれています。

 

時計のゼンマイに手錠が絡まったジャッキー、カッコ面白かったですね〜

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Credit:youtube

 

2.『ロイドの要人無用』

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Credit:youtube

サム・テイラー監督、ハロルド・ロイド主演、1923年・アメリカ・66分

『プロジェクトA』のオマージュと言えば、本作が最も有名です。

 

上は、ロイド演じる青年が、勤め先の特別キャンペーンにて、壁登りをするシーンになります。

 

ロイドは、この3年前に撮影中の爆発事故で、右手の親指と人差し指を失いました。

この壁登りも、義指を装着して臨んでいるそうです。

 

とんでもないプロ根性と身体能力の持ち主だ...

 

 

3.『キートンの恋愛三代記』

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Credit:youtube

バスター・キートン監督・主演、1923年・アメリカ・63分

僕が最も愛してやまない喜劇人キートン。

 

本作のスタントは、控え目に言って、無茶苦茶です。

 

上は、警官からビルの屋上に逃げたキートンが、向かいのビルにダイブして届かず、真っ逆さまに落ちていくという驚愕のシーン。

 

ジャッキーが時計台から落ちて、布を突き破って落下するシーンは、本作とほぼ一致。

 

ただキートンの方が、確実に死に近い落ち方です。

 

それをストーンフェイスで平然とこなすから、さらに怖い。

 

 

以上が、『プロジェクトA』の時計台が捧げたオマージュ三作になります。

 

 

 

ここからは、明確にどの作品のどのシーンというわけではありませんが、ジャッキー映画でよく見かけるスタント三作です。

 

 

4.『猛進ロイド』

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Credit:youtube

ハロルド・ロイド主演、1924年・アメリカ・80分

本作は、元祖ラブコメ・アクション映画と呼ばれるほどの傑作。

 

女性恐怖症の青年が、一目惚れした女性の結婚を阻止するため、あらゆる移動手段を駆使して、式場まで猛進するお話です。

 

画像は、アクセル全開の電車の上に乗ったロイドが、棒状のパンタグラフに捕まっているシーン。

 

ジャッキーもよく、バスに傘で捕まったり、道路看板にぶら下がったりしますよね。

 

 

5.『キートンの蒸気船』

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Credit:youtube

バスター・キートン主演、1928年・アメリカ・69分

本作もキートンの傑作コメディの一つ。

 

上は、猛烈な嵐の中を逃げるキートンの頭上から、家の側壁が倒れてくるというシーンです。

 

ちょうど窓枠の部分が身体を抜いて、無傷で助かるというギャグですが、数センチずれていたら死んでます。

 

こちらは明確に作品が分かっていて、『プロジェクトA2』に同じようなシーンが登場します。

 

 

6.『キートンの探偵学入門』

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Credit:youtube

バスター・キートン主演、1924年・アメリカ・44分

またまたキートンです。

 

上は、追っ手から逃げるキートンと恋人が、急ブレーキにより河にすっ飛んで、そのまま車がボート代わりになるというシーン。

 

これを見ると『プロジェクト・イーグル』で、ジャッキーが車をボートにして釣りをするシーンが思い出されます。

 

おそらくオマージュだと思うのですが、勘違いかもしれません。

 

 

というより、ジャッキー映画と三大喜劇人の映画には、似ているシーンが多くて、どれもオマージュに見えてきます。

 

ジャッキーは、三代喜劇人の笑いやスタントを完璧に咀嚼して、自作の血肉としているのでしょうね。

 

これからも頑張れ、ジャッキー!

 

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